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先生方の持つ、ネットワークの強さ【長文】

先日、高専の英語学会COCET(コウセット)に行き、
発表をしてきました。

東京代々木のオリンピック記念センターで開催。
各時間帯、教室が割り当てられ、
自分で好きな発表が見られるプログラムです。

「私の発表の聴講は2~3人かなぁ」
と会場に向かうと人だかりがしています。
「ひとつ前の教授の発表が延びているのかな?」
と会場入りすると、プラットフォーム(教壇)は空いています。

そう、何と!私の発表を見に来た教授たちで満員だったのです!
立ち見、廊下から見る人まで出て、これは驚きでした!

「発表論旨」を事前提出してあり、それが冊子になっていて、
それを読んでいらしたのかな?と推測。

「発表論旨」にはこのように書きました。

「入学時英語底辺校、かもしれない私立の当高専が、
4年時のTOEICスコアが全国平均に迫る理由を探る」

発表は与えられた時間、ピッタリに終わりましたが、
その後の「質疑応答」で時間オーバー(笑)。

とても活気ある発表で、終了後の懇親会にも
参加してしまいました。
cocet2019 懇親会

発表前は、「休みの日に(開催日は土日)申し込むなんて、
なんだか、バカなことしちゃったかな?」などとイケナイ態度でいたことを反省。

懇親会で貴重な情報も得ました。
「以前、実は先生のセミナーを別なところで拝聴しました。
今回、発表されるというので、高専教授メーリングリスト
『岸先生がTOEIC関連で発表する!見に行こう!』
と拡散しておきました(笑)」

ありがとうございます!

全国(北海道~九州)から100名近い参加で、
私の上司が「基調講演」(これが私の発表のきっかけ)があり、
講演依頼が殺到して、高専の英語教育の活性度を感じました。

また、先週の赤坂セミナーで教員の方からメッセージが。
※赤坂セミナーには、ほぼ毎回、教員の方も参加されています。

「先月の『教員セミナー』出たかった!
都合で出られず残念!
別なセミナーに出たら、全国各地から、
宿泊してまで参加してる先生がたくさんいた。
ところが、Q&Aコーナーで、質問したら、答えてもらえなかった。
お金と時間をかけて参加したのに、一番聞きたいことに答えてもらえてない、
その先生方(複数)が気の毒だった。
この件はSNSで一気に広まった


う~む。質問に答えてもらえないと、辛いですよね。
参加するのは「悩み」があるからです。
「こんな悩みが解決します!」という謳い文句の悩みをぶつけたら、
答えが返ってこなかった、というのは、かなりキツイ。。。

サッカーの試合を見に行ったら「今日はラグビーです」
と言われるようなものだった、とまで。

私のセミナーは「質問に全部答えます」という謳い文句で、
セミナーのスタートは先生方からの質問を出してもらうことから、でした。
そして、参加された先生方からは、今でも質問が来ます。
12月までは、質問を受け付けるシステムです

私の教員セミナーは、私が個人で行う
「ちょっと高め」のセミナーでしたが、
みなさん、全国から、宿泊してご参加いただき、
「また来たい!」と元気な感想をいただきました。

これも、
「今回の開催、SNSで広めておきました」
と、後に参加の先生から聞きました。
だから、あんなにたくさんの先生方に来ていただけたのだな、
と感謝の気持ちで溢れました!

先生方は、独自のネットワークを持っています。
おかげで、今回、2つのセミナーで盛況をいただけました。

また、学校用教材「Listening Basic」(文英堂)も、
やはり口コミ、SNSなどの「先生ネットワーク」でも広がり、
1万部に迫る売り上げを記録しています。

儲けは出ないのですが(笑)、
学生さんたちの人生に大きく関わる「先生方」に
英語教育を通して接していくことは、
大きな、大きな意味があるのだ、と確信しています。

ちなみに、先ほど挙げた先生の参加されたセミナーでのやりとりの
だいたいの内容は以下だったそうです。

先生「こういう悩みがあります。どうしたらいいでしょうか?」
講師「あなただったら、どうしますか?」

会場の騒然とする様子が目に浮かびます。
これは、「質問返し」という、講師側の一つのスキルではありますが、
実は「返し方」に、ものすごい技術や経験が必要とされるのです。

おそらく、この講師の方は、この「質問返し」スキルを
「講師の教科書に書いてある通り」にやってしまったのでしょう。

ちなみに、私ならこうする、というのを記しておきます。

先生「こういう悩みがあります。どうしたらいいでしょう?」
私「こういう悩み、ということですか?」
先生「・・・実は、こういうことも起こるんです」
私「なるほど。そういう事も起こるんですね?」
先生「あと、こういうことも、あるんですが。。。」
私「なるほど。先生が知りたいのは、こういうことではないでしょうか?」
先生「あ、それです!それ!どうしたらいいですか?」
私「実は、今、先生がご自分で述べられたことの中に解決策がありました」
先生「え?そうですか?」
私(全体に向かって)「みなさんは、お気づきですか?シェアしてみましょう」

これで、個人の先生の疑問が共有され、解決され、
次の質問が矢継ぎ早に出てくる
といった会場の「化学反応」につながります。

この夏の「教員セミナー」は、これの連続で、
時間があっという間に過ぎていきました。

講師をされている方で、このブログの読者もたくさんいらっしゃるようですので、
秘訣をちょっとだけ、記しておきます。
(とはいっても、1つのことだけ、なんですが(笑))

それは、

「自分自身も悩み、もがき苦しむこと」

です。これを続けていれば、
「共感性」があふれ出し、そこから、解決へと向かえるのです。
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