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大学生の時、ゼミの教授に「やめちまえ!」と怒鳴られた。。。

「シェイクスピアの英語なんて役に立たない」
「誰もしゃべってない英文だから実用的でない」
「実用英語をやるべきであって、シェイクスピアなどやる必要はない」

今の英語界では不人気のシェイクスピア。

私の大学の専攻はシェイクスピアなのですよ。

上記3つの発想は、大学生時代のまさに私の感覚。
英文科ではありましたが「文学なんて役に立たない」
と決めつけていました。

そんな私に、ゼミの教授がキレてしまい、怒鳴られました。
「今すぐ英文科なんてやめちまえ!他の学部へ行け!」

金曜の16時くらいからエンドレスで行われていた有名なゼミ。
その後の説教は短かったような1時間以上されたような。。。

温厚で紳士的な教授が、顔を「真っ青」にして怒りました。
真っ赤、なら感情的になっているということでわかりやすいのですが、
教授は真っ青でした。

いったい何で怒られた?
シェイクスピアの「十二夜」第1幕、第4章のViola(ヴァイオラ)のセリフ。

Is he inconstant, sir, in his favours?

は「どういう解釈をすればいい」と質問され、
「彼は非継続的ですか?好みが?」と訳し、
1分くらいの沈黙。。。

少人数ゼミでしたが、メモが一瞬で回ってきました。
「心変わりしやすい方ですか」と訳し直せ!
と書いてありました。

そのまま読み上げたら、
「心変わりしやすいと、なぜ訳した?」
とツッコまれたので、
「inconstantにそう言う意味があるからです。辞書に載ってます」
と答えた所で「ドカーン!」と。。。

「音にして読んでみろ!セリフを言うつもりで!」
とも言われました。
発音には多少の自信があったので音読すると、
教授の怒りは明らかに増していました。

怒りを抑えて、教授は他のゼミ生にも音読させました。
私は聞いていて「オレの方がうまい」などと思っていましたが、
教授の答えは違っていました。

「他の諸君は合格だ。だが、君の読み方を許すわけにはいかん」

ここから先は話すと長くなるので、
いつの日かまた。

一番きつかったのは、
「英語を教える者として、生徒たちの前に立つ資格はない!」
と言われたことでした。

いい教授でした。
おかげで今の私が存在します。

酔ってもいないのに、
脈絡ない独りよがりの文章が並んでしまいました。

天国にいる教授の声が聞こえてきます。
「変わらんな!君は!」
(笑)。

R.I.P. 尊敬する教授
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